世界３大美術館の一つとして有名なロシアのエルミタージュ美術館に韓国語による音声案内サービスが２９日から始まりました。
ロシアのサンクトペテルブルクにあるエルミタージュ美術館は、１７９４年にロマノフ王朝が宮廷の美術作品を展示して始まり、レオナルド・ダ・ビンチやミレー、ルノワール、ピカソなど有名な画家の作品２９０万点が展示されています。
エルミタージュ美術館の作品を紹介する音声案内サービスは、これまで自国語のロシア語をはじめ、英語、ドイツ語、フランス、イタリア語、スペイン語と、西洋の言語だけで行われてきましたが、２９日から韓国語の案内が加わりました。
韓国語の案内サービスが実現したのは、大韓航空が音声を制作するなどして実現させたもので、展示されている２９０万点のうち、広く知られている主な作品３５２点について韓国語で説明しています。
大韓航空は、去年２月にフランスのルーブル美術館で韓国語の案内サービスを開始しており、今年１２月には大英美術館でも韓国語による案内サービスを行う予定です。