文化
映画「誤発弾」の兪賢穆監督が死去
Write: 2009-06-29 16:58:11 / Update: 0000-00-00 00:00:00
映画「誤発弾」や「余剰人間」などを手がけて韓国映画界に大きな足跡を残した兪賢穆(ユ・ヒョンモク)監督が28日に亡くなりました。84歳でした。
兪賢穆監督は1925年に北韓の黄海道で生まれ、1956年に映画「交差路」を監督して映画界に入り、1961年に演出した「誤発弾」は戦後の暗い現実をリアルに捉えたという評価を受けて、アメリカの「サンフランシスコ映画祭」に招待されました。
兪賢穆監督はその後も「惜しみなく与えよう」「余剰人間」「殉教者」「人の息子」など、人間の内面の葛藤や宗教問題に焦点を当てた多数の映画を演出し、およそ50年間にわたって、映画界の大御所として活躍しました。
政府は、兪賢穆監督が韓国映画の発展に多大な功労があったとして、文化・芸術家に与える最高の勲章「金冠文化勲章」を贈る方針です。
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