サッカーのワールドカップ、アジア最終予選は17日、各地で最後の試合が行われ、韓国が入っているB組では初めて韓国と北韓がそろって本大会に出場することが決まりました。
17日夜、ソウルワールドカップ競技場で行われたアジア最終予選、B組の韓国対イランの試合で、すでに本大会への出場を決めている韓国は後半6分に先制ゴールを許しましたが、後半36分にイギリスのプレミアリーグ、マンチェスター・ユナイテッドで活躍している朴智星(パク・チソン)選手が同点ゴールを決めて、1対1で引き分けました。
これで韓国は、最終予選で4勝4引き分けという無敗の好成績でB組1位で本大会に進むことになりました。
一方、同じB組の北韓は、韓国時間で18日未明に行われたサウジアラビアとのアウェーの試合で、0対0で引き分け、3勝2敗3引き分け、勝ち点12でサウジアラビアと並びましたが、得失点差で上回って、B組2位を決め、1966年のイングランド大会以来、史上2度目の本大会進出を決めました。
これで韓国と北韓は初めて2010年に南アフリカで開かれるサッカーのワールドカップ大会にそろって出場することになりました。