中国との国境付近で北韓軍に拘束されたアメリカ人の女性記者2人に対する裁判が4日午後3時に始まる予定です。
北韓の朝鮮中央通信は4日、「朝鮮民主主義人民共和国中央裁判所が、起訴された2人のアメリカ人記者に対する裁判を午後3時に始める」と短く報じました。
北韓が裁判の日程を前もって発表しただけでなく、裁判が始まる時間まで公表したのは異例のことです。
2人のアメリカ人記者は今年3月に中国東北部の吉林省と北韓との国境付近で取材中に、国境を越えたとして北韓軍に拘束されました。
北韓は3月末に、2人に対する調査の結果、不法入国と敵対行為が立証されたと発表し、4月24日には、朝鮮中央通信の報道を通じて、2人の記者を裁判にかけることが決定したと報じ、先月14日には裁判の日程を発表するなど、2人の記者に関する情報を次々と発表していました。
北韓の裁判は即日判決が出されるのが通常ですが、この裁判の判決が即日出るかどうかはまだ分かりません。
北韓は2人の記者に対して、平壌駐在のスウェーデン大使との面談を許可し、最近はアメリカの家族との電話も許可するなど、柔軟に対応していますが、北韓に拘束されている韓国企業の社員については面談すら許可していません。