経営危機に陥っているアメリカ最大手の自動車メーカーGM=ゼネラル・モーターズが経営破たんしたことで、今後、GMの事業は、存続させる「新しいGM」と「清算する旧GM」に分けられることになりましたが、韓国のGM大宇は優良企業に認められて「新しいGM」として今後も正常な経営活動を続けていくことが決まりました。
GM大宇は1日、「GM大宇の韓国にあるすべての事業場をはじめ、GM大宇の子会社であるベトナムの生産法人やシボレーのヨーロッパ販売法人、GMの韓国販売法人のGMコリアなどは“新しいGM”に入った」と発表しました。
これによってGM大宇とGMコリアの顧客はこれまで通りに車両の購買や修理など各種のサービスを受けることができ、GM大宇の従業員も正常に勤務することになりました。
GM大宇は去年1年間の販売台数が韓国の国内で11万7000台、輸出用は76万5000台に上るなど、GMが世界で販売する車両のおよそ25%を占めています。
しかし今後、GMの世界的な販売網が縮小されるため、GM大宇の輸出量は減少することが予想されます。
またGM大宇は去年からの不況などの影響を受けて資金繰りに行き詰まり、今年2月にGM大宇の株28%を保有している産業銀行に1兆ウォンの支援を要請しましたが、産業銀行はGMに対するアメリカ政府の決定を見極めたうえで判断するとしてきたことから、今後のGM大宇と産業銀行との交渉が注目されます。