先月の鉱工業生産の減少幅が、半年ぶりに一桁台にとどまりました。
統計庁が29日発表した産業活動動向によりますと、先月4月の鉱工業生産は、去年4月に比べて8.2%の減少となりました。
鉱工業生産は去年11月から毎月二桁台の大きな減少が続いていましたが、減少幅が一桁台にとどまったのは半年振りです。
鉱工業生産の中では、電子製品の販売が増えていることから、半導体関連が前の月より6.1%増えたほか、運送設備や化学製品を中心に生産量が回復し始めています。
これについて統計庁は、「今回の結果は景気回復のシグナルとして受け止められるが、まだ本格的な回復と判断するのはむずかしい」と慎重な立場を示しています。