北韓は25日、2回目の地下核実験を行ったのに続いて、短距離ミサイルも発射しました。
北韓の朝鮮中央通信によりますと、「北韓は自衛的な核の抑止力を強化する措置として、2009年5月25日、2回目の地下核実験を行い、核実験は成功した。今回の核実験は爆発力とコントロール技術の面でさらに高いレベルで安全に行われた」と主張しています。
そして朝鮮中央通信は「核実験の結果、核兵器の威力をさらに高め、核の技術を発展させていく科学技術的な問題を円満に解決できた」と評価しています。
これに先立って韓国政府は「25日午前9時54分、北韓の咸鏡北道でマグニチュード4.5の地震が発生したが、これは人工的な地震で、北韓による地下核実験のようだ」としていました。
北韓が地下核実験を強行したのを受けて、李明博大統領は25日午後、外交・安全保障に関する最高会議である国家安全保障会議(NSC)を緊急に開き、北韓に対して失望感を表すとともに、政府はいかなる状況でも戸惑うことなく毅然とした態度で対応し、国民が安保の面で不安を感じることがないよう指示しました。
一方、北韓は25日、ロケットの発射基地がある咸鏡北道花台(ファデ)郡舞水端(ムスダン)里から射程距離130キロの地対空短距離ミサイル1発を発射したもようで、韓国とアメリカの情報当局が詳しい分析作業を行っています。
北韓は先週、北韓北東部の海域に当たる咸鏡北道金策(キムチェク)市の沿岸から沖合いおよそ130キロを航行禁止区域に指定しており、近く短距離ミサイルを発射するのではないかとみられていました。