フランスのカンヌで開かれている国際映画祭で、コンペ部門にノミネートされている韓国映画「コウモリ」の試写会が現地時間で15日夜行われ、映画の上映後、監督や俳優たちにおよそ8分間の起立拍手が贈られました。
映画「コウモリ」は、2004年に「オールドボーイ」でカンヌ映画祭で審査委員大賞を受賞したパク・チャヌク監督の新作で、パク・チャヌク監督や主人公役のソン・ガンホさん、キム・オクビンさんらも出席して、開幕3日目の15日午後10時半過ぎからリュミエール大劇場で試写会が始まりました。
観客たちは残酷な場面では悲鳴を上げたり、所々で笑い声を出し、2時間少しで上映が終わると、映画制作者に向かっておよそ8分間、起立拍手が贈られ、俳優たちはこれに手を振って応えました。
「コウモリ」は韓国では4月30日から公開されていますが、絶賛と酷評が入り混じっており、カンヌ国際映画祭という国際舞台でどのような評価が出されるかに関心が寄せられています。