北韓の朝鮮中央通信は14日、北韓に拘束されているアメリカ人の女性記者2人に対する裁判が来月4日に開かれると報じました。
2人は、ケーブルテレビのカレントTVの記者で、3月17日に中国との国境地帯で取材中に、国境を越えたとして北韓軍兵士に拘束されました。
朝鮮中央通信は2人の罪状については明らかにしませんでしたが、3月31日の報道では、この2人について不法入国と敵対行為の罪が立証されたとしました。
不法入国の場合、2年以下の労働教化刑が適用され、朝鮮民族に対する敵対行為の罪が適用されれば5年以上10年以下の労働教化刑という重い刑を言い渡される可能性もあります。
アメリカが国連安全保障理事会で長距離ミサイルを発射した北韓を非難する議長声明の採択を主導するなどして、米朝関係は悪化しており、2人の記者が実刑判決を言い渡される可能性が高いという見方がある一方で、2人に有罪を認めさせて裁判を終結し、その後で釈放する可能性があるという見方も出ています。
イランでは今月11日、スパイ罪で実刑判決を言い渡されて収監されていたアメリカ人の女性記者が、3カ月ぶりに刑の執行を停止され釈放されています。