最近ウォン高が進んでいることについて、企画財政部の尹増鉉(ユン・ジュンヒョン)長官は13日、このままでは企業の採算性が悪化する可能性があるとの見方を示しました。
韓国のウォンに対する為替レートは、アメリカドルの場合、この2か月間に、1ドル当たり240ウォンのウォン高、日本の円100円では230ウォンのウォン高となっています。
このようなウォン高について尹増鉉長官はこの日ソウルの銀行会館で開かれた政策フォーラムに出席し、「第1四半期はウォン安が輸出企業の実績を押し上げたが、最近は状況が変わってきた。去年からの急激なウォン安がこのところ安定に向かい、このままウォン高が続けば企業の採算性はかなり悪化することもあり得る」と述べました。
尹増鉉長官はまた、一部で景気が底を打ったという見方が出ていることについて、「景気底入れ論については、もう少し様子を見守る必要がある。景気が急落する勢いがおさまり、速度が緩やかにはなっているものの、景気の後退は続いている」として、厳しい見方を示しました。
さらに尹増鉉長官は、「今年第2四半期に入って企業が保有している余裕資金がほぼ底を尽き始めているようだ。景気後退に伴う売上の低迷や輸出の減少で企業の収益性が悪化し、倒産する企業が増える見通しだ」と指摘しました。