韓国の若年層がもっとも好きな日本の小説は村上春樹の「喪失の時代」という調査結果が出ました。
大韓出版文化協会はこのほど、日本が参加する「ソウル図書展示会」を控えて、20代と30代を対象に日本の小説に関するアンケート調査を行いました。
その結果を見ますと、もっとも好きな日本の小説として52%が村上春樹の「喪失の時代」を挙げてトップになり、その他、江國香織と辻仁成共作の「冷静と情熱のあいだ」、吉本ばななの「キッチン」などが挙げられました。
また、もっとも好きな日本の小説家は、31%が江國香織を挙げてトップになり、村上春樹、吉本ばななが続きました。
日本の小説が好きな理由として、洗練された軽快な文章、ジャンルの境界を越えた構成、重くないテーマなどを挙げました。