韓国の独立映画「金ばえ」が公開から1週間で動員した観客が4万人を超え、今年初めの独立映画「ウォナンソリ」に続いて、異例のヒットとなっています。
「金ばえ」は、今月16日に公開されてから1週間で、全国58の映画館で4万1,500人あまりの観客を動員しており、今週末からは上映する映画館が8か所増えました。
これは今年初めに公開され、観客動員が290万人と、韓国の独立映画としては、史上最大のヒットを記録した「ウォナンソリ」の最初の記録を上回るもので、今後、人気がどこまで続くか注目されています。
「金ばえ」は、ヤン・イクジュン監督の作品で、子供の頃に父親の暴力を受けて成長した男性が偶然出会った女子高校生によって暖かい家族愛を感じていくという内容で、公開前に、ロッテルダム国際映画祭でグランプリを受賞するなど、6つの国際映画祭で8つの賞を獲得する好成績を上げています。