江原道の平昌郡が2018年の冬季オリンピック招致に名乗りを上げました。
大韓オリンピック委員会は23日、総会を開き、平昌郡に2018年の冬季オリンピックを招致することについて投票を行い、賛成多数で可決しました。
平昌郡は政府の承認が得られ次第、本格的に招致活動を始めることにしています。
平昌郡が冬季オリンピックの招致に名乗りを上げたのは今回が3回目です。
平昌郡は2010年と2014年の冬季オリンピックの候補都市の一つでしたが、2010年の大会はカナダのバンクーバーに、2014年の大会はロシアのソチに、いずれも最終投票でわずかの差で敗れていました。
平昌郡は今年10月15日までにIOC=国際オリンピック委員会に招致の意向書を提出することにしています。
国際オリンピック委員会は2011年2月から現地調査を行い、7月に南アフリカのダーバンで開かれる総会で開催地を最終的に決定します。
2018年の冬季オリンピック招致にはドイツのミュンヘン、フランスのアヌシーが名乗りを上げており、ブルガリア、中国、アメリカ、カザフスタンの都市も名乗りを上げるものと予想されています。