IMF=国際通貨基金のストロスカーン専務理事は16日、ワシントンで行った講演で、「世界の経済成長率は大幅なマイナスになり、2009年はひどい年になるのは確実」だと述べました。
また、「世界経済の落ち込みは緩やかになり始めた兆しがあり、来年の上半期からは景気回復が始まるだろう」とした上で、「そのためには国際社会が協力して対応しなければならない」と強調しました。
ストロスカーン専務理事は韓国経済についても触れ、「韓国とインドネシアは効果的な経済政策で今回の危機に対応しており、その基調はしっかりして、回復力も強い」と指摘しました。
一方、IMFは同じ日、2009年春の世界経済の見通しについての分析を発表し、その中で、「アメリカ発の金融危機と世界的な同時不況が重なったため、各国の景気後退は予想以上に長期に渡って深刻になる可能性がある」とし、「国によって解決策が異なるのは仕方ないが、国際社会が協力しなければ、景気回復はさらに遅れる可能性がある」と指摘しました。