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文化

朝鮮通信使の行列 ソウル明洞で再現

Write: 2009-04-11 15:08:21Update: 0000-00-00 00:00:00

かつて朝鮮国王が江戸幕府に派遣して韓日文化の交流に大きな役割を果たした「朝鮮通信使」の行列が、今年は日本人観光客が大勢訪れているソウルの中心街、明洞で再現されました。
これは、17世紀初めからおよそ200年にわたって、韓国から日本に文化を伝えた朝鮮通信使の活躍と業績をたたえようと8年前から毎年行われている「朝鮮通信使 韓日文化交流祝典」の一環で、今年は、釜山市でのメインの祭りに先立って、11日、ソウル市で行われました。
まず、王宮の一つ、昌慶宮で、朝鮮通信使の任命式が再現された後、観光客や買い物客でにぎわう中心街の明洞を朝鮮通信使の行列が練り歩き、居合わせた人たちを楽しませました。
主催した朝鮮通信使文化事業会によりますと、 朝鮮通信使の行列の再現は、これまではソウルでは観光名所の一つ、仁寺洞で行っていましたが、今年は両国の友好をさらに深めるため、日本人観光客がもっとも多く集まる明洞で行ったということです。
今年の「朝鮮通信使 韓日文化交流祝典」は、ソウルでのイベントを皮切りに、来月から9月まで、釜山市や日本の対馬市などで行われます。

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