ロンドンで行われた韓国とEU(ヨーロッパ連合)のFTA=自由貿易協定締結に向けた閣僚級の交渉は、最終妥結に至りませんでした。
韓国とEUは先月末、ソウルで行った8回目の交渉で、関税を払い戻す制度など、一部の争点を除いて暫定合意し、残りの争点は閣僚級の交渉に格上げして政治決着を図ることにしていました。
このため韓国の金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とEUのアシュトン通商担当委員は2日、ロンドン市内のホテルで交渉を続けましたが、最大の争点となっている関税を払い戻す制度について意見の隔たりを縮めることができず、最終妥結には至りませんでした。
関税を払い戻す制度は、完成品を輸出入する際に部品にかかった関税を払い戻す制度で、原材料や部品を輸入して完成品を輸出している韓国としては重要です。
金宗壎通商交渉本部長は今後の交渉について、「具体的な日程は決まっていないが、EUが今回の交渉結果を加盟国に説明し、加盟国の意見がまとまり次第、交渉が再開されるだろう」と述べました。