3月の貿易収支は、実体経済の後退によって輸入が10年ぶりで最も減少したため、黒字が46億ドルを超え、1か月としては過去最大となりました。
知識経済部が1日に明らかにした「3月の輸出入動向」によりますと、3月の輸出は283億7000万ドルで前の年の同じ期間に比べ21.2%減りましたが、輸入が237億6000万ドルと36.0%も減ったため、貿易収支は46億1000万ドルの黒字となりました。
この黒字幅は、これまで最大だった1998年4月の38億5000万ドルを大きく上回り、1か月では過去最大となっています。
このように貿易黒字が急増したのは、輸入が1998年10月以来の10年ぶりで最大の減少となったためです。
中でも原油の輸入額が国際価格の下落や需要の減少などで前の年の同じ期間より60%減ったほか、石油製品やガス、鉄鋼などの原材料の輸入額も大幅に減りました。
さらに生産財も自動車部品の輸入額が58%も減るなど全体で31%減少し、消費財の輸入減少率も30.8%に上りました。
一方、輸出は、去年3月には好調だったため前の年に比べると大きく減少したものの、前の月、今年2月に比べると29億1000万ドル増加しました。
知識経済部は、「3月は船舶類の輸出が41億1000万ドルと好調だったのに加えて、ウォン安の効果が本格的に現れ始めた」と説明しています。