北韓が発射を予告しているロケットがくっきり写った衛星写真が公開されました。
これは、アメリカのシンクタンク、科学国際安全保障研究所(ISIS)が公開したもので、現地時間の29日午前11時ごろに撮影された写真には、3段式のロケットが発射台に垂直に設置されている様子が鮮明に写っています。
北韓の発射準備に向けた動きが伝えられてからロケット本体がはっきりと確認されたのはこれが初めてです。
27日までの写真ではミサイルの形がはっきりせず、覆いのようなものがかぶせられていましたが、今回公開された写真では覆いが取り除かれ、ロケットの組み立てから設置までの準備が終わり、発射が近づいていることをうかがわせています。
しかし、ロケットに搭載されているのが人工衛星か、弾頭かは写真では識別できないということです。
専門家は、ロケットは長さ35メートル、直径2.2メートル、重さ85トンで、大きさや形などから典型的な3段式ロケットとみています。
この写真について、アメリカ国防総省ではロケットに搭載されているのは人工衛星と見ているとアメリカのCNN放送が31日報じました。
それによりますと、アメリカ国防総省は、衛星写真を分析した結果、北韓が主張するように人工衛星だという暫定的な結論を出しているということです。