アメリカのロサンゼルスで開かれていたフィギュアスケートの世界選手権、女子シングルで、韓国の金妍兒(キム・ヨナ)選手が歴代最高得点を獲得して初優勝しました。
金妍兒選手は、28日に行われたショートプログラムで、自身が持つ歴代最高得点を更新する76.12の高得点ををマークしたのに続き、29日のフリーでものびのびした演技を見せて131.59点をあげました。
この結果、金妍兒選手は合計207.71点の歴代最高得点を獲得して2位のカナダのジョアニー・ロシェット選手に16.42点の差をつけて優勝しました。
金妍兒選手は一昨年と去年の世界選手権では3位にとどまり、3度目の挑戦で初めて優勝を手にしました。
フィギュアスケートの女子シングルで得点が200点を超えたのは金妍兒選手が史上初めてです。