ＷＢＣ＝ワールド・ベースボール・クラシックのポジション別優秀選手に準優勝の韓国から、今大会で打点1位のキム・テギュンなど、国別では最も多い4人が選ばれました。
ＷＢＣ組織委員会は韓国時間の25日、取材記者の投票で選んだ、ポジションごとに最高の活躍を見せた選手12人を発表しました。
このうち、韓国からはピッチャーのポン･ジュングン、一塁手のキム･テギュン、三塁手のイ・ボムホ、それに指名打者のキム･ヒョンスの4人が選ばれ、優勝国日本の３人を上回って最も多くなりました。
特に、今大会で打点１位とホームラン１位タイのキム･テギュンは、満場一致で選ばれました。
キム･テギュンは９試合すべてに出場し、29打数10安打このうちホームラン3本で、11打点と活躍しました。
一方、李明博大統領は24日、ＷＢＣで準優勝した韓国代表チームに祝電を送り、「国を愛する気持ちでベストを尽くしたことに感謝したい。今回の大会で選手と国民が得た自信は、優勝よりも価値がある」と、選手たちを称えました。
李明博大統領はまた、金寅植（キム・インシク）監督に直接電話をかけ、「優勝よりも貴重な準優勝だった」とねぎらいました。
韓国代表チームは25日夜11時ごろに仁川国際空港に到着し、空港で記者会見した後、簡単な解散式を行ってからそれぞれの所属チームに戻る予定です。