韓国とEU=ヨーロッパ連合のFTA=自由貿易協定を結ぶための最終の交渉が23日、ソウルで始まりました。
今回の交渉は24日までの2日間行われ、韓国側から外交通商部のイ・ヘミン首席代表をはじめとする20人が、EU側からベルセロ首席代表らが出席しました。
最終交渉にあたって韓国のイ・ヘミン首席代表は冒頭発言で「2007年5月に初の交渉をはじめて以来、双方は意見の食い違いを解消するため努力し、大詰めの交渉を迎えることになった。韓国とEUのFTAが締結されれば、経済危機の中で保護貿易主義の傾向が現れている世界に向けて自由貿易主義を広げる必要性をアピールできると思う」と述べました。
これについてEUのベルセロ代表は「韓国とEUのFTAが双方にとって利益になるという意見に同意する。最終交渉が成功することを期待する」と述べました。
韓国とEUは今月上旬にベルギーで行われた首席代表による協議で、自動車など工業製品の関税撤廃、自動車の技術標準、北韓にある開城工業団地で生産された製品を韓国産として認めるかどうか、知的財産権などについて暫定的に合意しており、今回の交渉では関税の払い戻しや原産地表記、農産物、サービス分野について妥結を目指します。
双方は今回の交渉で意見の違いを最大限縮めて、来月初めに開かれる外交通商部の金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長とEUのアシュトン執行委員による会談で最終妥結をはかり、その内容を来月2日からロンドンで開かれるG20・金融サミットに合わせて発表する方向で調整を進めています。