野球のWBC=ワールドベースボールクラッシクの韓国代表は22日、アメリカ・ロサンゼルスで行われた準決勝でベネズエラに10対2で圧勝し、初めて決勝戦に進んで世界ナンバーワンを目指すことになりました。
この試合、韓国は、1回表の立ち上がりから先発のシルバを積極的に攻め、フォアボールとヒット2本に相手のエラーもあって2点を先制し、さらに秋信守(チュ・シンス)がバックスクリーンに3ランホームランを放ち、この回一挙5点をあげました。
つづく2回、韓国はランナーを2塁において金泰均(キム・テギュン)がレフトスタンドに入る2ランホームランを決めて7対0とリードしました。
これに対してベネズエラは3回、3連続ヒットで1点を返しましたが、韓国は4回にランナー1・2塁で、相手ピッチャーのけん制球がそれて2塁ランナーが帰り1点を加え、さらに6回にはヒット3本や犠牲フライなどで2点を追加して10対1とベネズエラを大きく引き離しました。
ベネズエラは散発ながらヒット9本を打ち、7回にはギーエンのソロホームランが出ましたが、韓国の先発、尹錫珉(ユン・ソンミン)など投手陣が後続を押え、結局10対2で韓国が圧勝しました。
韓国代表は、韓国時間で24日に行われる決勝戦で、日本とアメリカの勝者と対戦し、初の世界ナンバーワンを目指すことになりました。