韓米合同軍事演習に反発して南北間の軍の通信を中止していた北韓は、韓米合同軍事演習が20日で終了したことを受けて、21日、通信を再開して、韓国と北韓の開城工業団地との陸路通行も認めました。
韓国政府当局者によりますと、21日8時前に軍の通信テスト通話が行われた後、8時過ぎに20日に韓国が送った陸路通行者のリストについて軍の通信を使って同意書が送られてきたということです。
政府は21日に開城工業団地入りする350人あまりと、韓国に戻ってくる460人のリストを、前日の20日に北韓側に送っていました。
北韓は、韓米合同軍事演習が始まった今月9日に軍の通信を中止し、陸路による開城工業団地への通行を3度にわたって遮断していました。
北韓が陸路通行を制限したことから、開城工業団地に滞在している韓国人の身辺の安全も脅かしかねない状況になり、開城工業団地で操業する韓国企業の活動にも支障をきたしました。
韓国政府は今後もこのような事態が再発する可能性があるとみて、北韓が来月4日から8日の間と予告している長距離ロケットの発射によって、南北関係がさらに悪化した場合、北韓が再び陸路による通行を遮断するのではないかと懸念しています。