アメリカで行われている野球のWBC=ワールド・ベースボール・クラシックで前回大会に続いて準決勝に進んだ韓国代表チームの金寅植(キム・インシク)監督は、準決勝戦を前に優勝に向けた抱負を語りました。
金寅植監督は韓国時間で21日午前、ロサンゼルスで行われた記者会見で、22日の準決勝で対決する南米ベネズエラのチームについて、攻守ともに安定した戦力を持っているチームと評価し、「野球は実力のあるチームが勝つスポーツであり、われわれは偉大な挑戦を始めた」と述べました。
そして金寅植監督は韓国代表チームについて「前回大会ではベテラン選手の活躍が多かったが、今回は去年の北京オリンピックに出場した若手選手たちがほとんどで、熱心にプレーしており、4年後にはさらに優れたチームに仕上がるだろう。準決勝からは確実な投手2人がいれば、試合を有利に運ぶことができる」と述べ、優勝に向けた抱負を示しました。
韓国では、22日に行われる韓国対ベネズエラの準決勝戦の応援ムードが高まり、ソウルのチャムシル競技場と仁川の文鶴競技場で、テレビ画面を見ての団体応援が行われることになっています。