文化
歌手レインのハワイ公演取り消し 多額の賠償命令
Write: 2009-03-20 13:55:50 / Update: 0000-00-00 00:00:00
韓国人歌手レインと所属会社がアメリカのハワイで開かれることになっていたコンサートを一方的に取り消したとして、プロモーターのクリックエンターテイメントが損害賠償を求めた訴訟で、ハワイ地方裁判所は19日、レインと所属会社に総額808万6000ドルを支払うよう命じる判決を言い渡しました。
この賠償額の中には、契約不履行に伴う賠償の他、懲罰的損害賠償の240万ドルが含まれています。
レインと所属会社は2007年のワールドツアーの際、ハワイで予定されていたコンサートで、プロモーターが舞台装置など契約した公演のための準備を整えていなかったとして公演を取り消し、これに対してプロモーターはそのために莫大な損失を被ったとして、訴訟を起していました。
今回の判決について、レインの当時の所属会社だったJYPと弁護人団は、「レインは契約上のすべての義務を果たしたにもかかわらず、契約上の義務を疎かにしたプロモーター側の方に手を上げた判決に大変失望した」として、控訴を検討する考えを明らかにしました。
2007年のワールドツアーではアメリカでロサンゼルス公演をはじめいくつかの公演が取り消されて、裁判が進められていますが、今回の判決は他の裁判にも影響を及ぼすものと見られます。
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