アメリカからの金融不安と韓国の企業実績が悪化した影響を受けて、株価が下落し、ドルに対するウォンの足腰がさらに弱まってウォン安の傾向が一段と強まり、1ドル当たりのウォン相場が1570ウォンを超えたうえに、日本の円100円に対するウォン相場は史上初めて1600ウォンを超えました。
先週末、経営不振に陥っているアメリカの大手銀行「シティグループ」が事実上、アメリカ政府の管理下に置かれることになり、ニューヨーク株式市場が12年ぶりの最安値を記録したことから、週明け2日の韓国株式市場の株価は、三星電子やポスコなど優良銘柄も含めて軒並み下がりました。
その結果、2日の総合株価指数は先週末に比べて4.16ポイントも下がって1018.81と、大幅な下落となりました。
またソウル外国為替市場は、株価の下落の影響とともに、韓国の企業実績が悪化したこと、1月の産業生産が前の月より25%も減少したこと、それに政府の景気浮揚策に対する期待感が下がったことなどからドル買いが強まり、2日の終値は1ドル1570ウォン30銭と先週末に比べて36ウォン30銭のウォン安で、1998年3月以来11年ぶりに1570ウォン台となりました。
またドル円に対してはドルよりさらにウォン安が進み、100円に対するウォン相場は1615ウォン72銭と、為替の集計を取り始めた1991年以来のウォン安となりました。