韓国とASEAN=東南アジア諸国連合が締結したFTA=自由貿易協定に、ASEAN10カ国の中で唯一参加していなかったタイが合流し、これで韓国はASEAN10カ国全部とFTAを結んだことになりました。
外交通商部の金宗壎(キム・ジョンフン)通商交渉本部長と、ASEAN10カ国の通商担当相は27日、タイでタイが加わる韓国・ASEAN自由貿易協定の議定書に署名しました。
これによって、韓国はタイに対して来年末までに90%以上の品目で関税の撤廃が義務付けられます。
一方、タイは韓国に対して、2017年までに最大94.5%の品目で段階別に関税を撤廃しなければなりません。
議定書が発効するには両国の議会での批准が必要ですが、タイはすでに議会で事前同意を得ています。
議定書が発行しますと、韓国はタイ向けに化学製品、機械、鉄鋼、タイヤの輸出が増え、タイからは生ゴムや、えびなどの輸入が増える見通しです。
またサービス部門でも、コンピューターのシステム統合関連事業や経営コンサルタント、ホテル、食堂などのスタッフがタイに多く進出するものと期待されます。
韓国とASEANとのFTAは、2006年8月に商品分野について、翌2007年11月にはサービス分野について署名が行われましたが、タイは国内の政情を理由に署名を見合わせていました。