アメリカ国務省は、20日、北韓政策を担当する政府特使にボスワース元韓国駐在大使を任命すると発表しました。
国務省のドゥギード副報道官は、21日の定例記者会見で、「今後は北韓の核問題への日常的な対応には、ソン・キム6か国協議担当特使が引き続き当たり、ボスワース特使はアメリカ政府の北韓政策全般を束ねることになる」と説明しました。
ボスワース特使は、核問題だけでなく大量破壊兵器の拡散や人権問題にも取り組んで、米朝間の包括的な対話を進める可能性があるとみられており、
オバマ大統領にも報告できる立場となるため、これまでのヒル国務次官補以上の裁量が与えられる見通しです。
これによって、アメリカ政府は北韓に対して、米朝接触の窓口をこれまでの金桂冠(キム・ゲグァン)外務次官より上の高官にするよう求めるとみられ、ボスワース特使の任命をきっかけに米朝間の高官協議が実現するかどうか注目されています。