6カ国協議でアメリカの首席代表を務めてきたヒル国務次官補は、北韓の核問題について「アメリカは北韓を核保有国として認めない立場に変わりはない」と述べました。
ヒル次官補はクリントン国務長官が16日からアジア4カ国を歴訪するのに先立って、北韓の核問題で関係者と意見調整をはかるため、北京に続いて15日にソウルを訪れ、韓国首席代表の金塾(キム・スク)韓半島平和交渉本部長と会談しました。
ヒル次官補はその後、記者団に対して、北韓の核問題は6カ国協議を通じて引き続き解決していく方針を確認するとともに、「アメリカは北韓を核保有国として認めない立場に変わりはない。クリントン国務長官のアジアの歴訪でも、6カ国協議は重要な焦点になるだろう」と述べました。
ヒル次官補はまた「今回の韓国訪問は6カ国協議の首席代表としては最後になった。北韓の核問題の解決に向けて4年間、ベストを尽くしたが、6カ国協議の共同声明の完全な実行と北韓の非核化は実現できなかった。多くの障害が立ちはだかって、時間がかかりすぎた」と感想を述べました。
後任の首席代表はスティーブン・ボスワス元駐韓アメリカ大使が務めることが確実視されています。