北韓の金正日国防委員長の67歳の誕生日を祝う報告大会が誕生日前日の15日に、平壌で開かれ、最高人民会議の金永南(キム・ヨンナム)常任委員長は韓国を厳しく非難しましたが、アメリカに対してはオバマ政権の出方を見極める態度を示しました。
金正日国防委員長は今日2月16日に67歳の誕生日を迎え、平壌で15日に開かれた祝いの報告大会に金正日国防委員長は姿を見せませんでしたが、最高人民会議の金永南常任委員長が演説し、韓国に対して「南北関係に破局をもたらし、核戦争の災難を及ぼそうとしている好戦的な勢力だ」と厳しく非難しました。
北韓は去年は韓国政府に対して非難せず、2回行われた南北首脳会談の合意内容を実行すべきだと強調していましたが、今年は北韓の名目上の国家元首で、金正日国防委員長に次ぐナンバー2の金永南常任委員長が韓国政府を非難したのは異例のことと受け止められています。
一方、金永南常任委員長はアメリカに対しては非難を控え、「われわれに対して友好的な態度を示す国々との関係を発展していく」と述べて、オバマ政権の今後の政策を見極める姿勢を示しました。
北韓が今年の大会で南北首脳宣言の実行などについては一切触れず、韓国を非難したのは、韓国に対して全面対決する姿勢を強調したのではないかとみられています。