韓国の主な大学図書館での本の貸し出し状況を分析したところ、ファンタジー小説と日本の小説がほとんどを占めており、韓国の古典は皆無に等しいことが分かました。
与党ハンナラ党のパク・デヘ議員が教育科学技術部の資料として13日公開した韓国の主な大学図書館の貸し出し順位によりますと、貸し出しランキング上位20位までの600冊のうち、小説は438冊で73%を占めました。ジャンル別にみますと、「ハリポッター」などのファンタジー小説が128冊でもっとも多く、次いで日本の小説が120冊で20%を占めていました。
これに対して韓国の小説は96冊でしたが、映画やドラマ化された小説がほとんどを占め、韓国の古典は皆無に等しいことがわかりました。
そして国立の理工系大学のKAIST=韓国科学技術院と、ソウル大学では、哲学書がベスト20位以内に入りましたが、そのほかの大学では哲学書は人気がないことがわかりました。