ソウルと首都圏の広域自治体の首長は11日、ソウルを東西に流れる川・漢江と
ソウルの西にある仁川の港を結ぶ京仁運河の建設を積極的に進めることで合意しました。
ソウル市の呉世勳(オ・セフン)市長、仁川広域市の安相洙(アン・サンス)市長、それに京畿道の金文洙(キム・ムンス)知事は11日、ソウルで会合し、政府が進めている京仁運河の建設と開発事業に積極的に協力し、運河周辺の道路を広げるなど陸上の交通網の拡充に努めることなどを骨子とした共同協約を結びました。
それによりますと、ソウル市は京仁運河の建設計画にソウル市が進めている「漢江ルネッサンス・プロジェクト計画」を連携させ、漢江の遊覧船の船着場などを見直して、ソウルから漢江を下って西海に出て、中国までをつなぐ交通ネットワークを開設し、ソウルを港湾都市に発展させたいとしています。
また仁川市は工場が多かったことから定着した公害都市のイメージを運河の建設によって改め、環境にやさしい都市としてのイメージを高めるとともに、2014年に開催するアジア競技大会の競技場を設けることにしています。
そして政府が進める京仁運河建設事業の中心となる京畿道は、金浦などに旅客ターミナルを設けて、国内や国際物流網の拠点地域に成長させたいとしています。
京仁運河の建設計画をめぐっては賛否両論が続いていましたが、低迷している経済の回復に向けて、ソウル市など主な自治体の首長が協力することになっただけに、今後、京仁運河の建設事業に弾みがつくのではないかとみられています。