韓国に亡命しようと北韓を脱出した19人がミャンマーで逮捕され、タイに追放されていましたが、その後、全員が韓国に入国したと、アメリカの自由アジア放送(RFA)が7日伝えました。
自由アジア放送がタイの人権団体の関係者の話を引用して明らかにしたところによりますと、脱北者19人のうち、2週間前に3人が先に韓国に向かい、今週になって残りの16人も韓国に入国したということです。
19人の中には女性15人のほか、10歳未満の男の子もいて、 去年の12月初め、中国からボートでメコン川を下り、タイに向かう途中にミャンマーの移民局によって逮捕され、その後タイに追放されて、1か月あまりタイの移民局に収容されていました。
一方、タイのガシット外相は先月、北韓の大使を呼び、脱北者が中国やラオス、ミャンマーを経てタイに入ってきていると指摘し、タイ政府は脱北者がタイに入国するのを望まないので、北韓が中国と協力して対策を講じるよう求めています。
タイ政府が脱北者問題の対策を北韓に求めたことから、脱北者が第3国に比較的容易に行くことができていたルートが閉ざされるのではないかと憂慮する声が出ています。