韓国政府は4日、北韓の寧辺の核施設に保管されている未使用の核燃料棒の写真を公開しました。
この写真は、韓国政府の調査団が先月、寧辺の核施設を訪れた際に撮影したものです。
未使用の核燃料棒は、5万キロワットの原子炉用と5000キロワットの原子炉用の合わせて1万4800本で、ウラン101.9トン分に相当し、適切な加工を施せば、韓国の原子力発電所でも使用できるということです。
これらの核燃料棒は北韓が核兵器製造に必要なプルトニウムを抽出するために保有していたものと見られており、北韓の核施設を無能力化する一環として、韓国政府が買い取ることが検討されていますが、韓国政府はこの問題については慎重な姿勢を示しています。
外交消息筋によりますと、韓国政府の調査団が寧辺の核施設を訪れたのは、未使用の核燃料棒の状態を調査するためで、核燃料棒の具体的な価格については協議しなかったものの、北韓が法外に高い価格を示した可能性が高く、韓国政府は実際に核燃料棒を買い取るかどうかを慎重に検討を進めているということです。