アナログ方式で行われているFMラジオ放送が2012年以降、デジタル方式に変わります。
デジタルラジオは、ラジオの番組制作から伝送、受信にいたるすべての過程をデジタル化した放送方式で、移動中でもCD並みのきれいな音質で受信することができ、交通情報や音楽の歌詞の提供など、さまざまなサービスが可能となります。
放送通信委員会が28日発表したところによりますと、現在進めている地上波放送のテジタル化作業が完成した後、FMラジオ放送もテジタルにする計画で、アメリカ方式やヨーロッパ方式など3つある方式のうち韓国にもっとも適した方式について検討を続け、2011年に最終的に確定する方針です。
放送通信委員会の関係者は「ラジオのテジタル化は世界的にFM放送を中心に行われている。テジタル化が実現すれば、音質が向上するだけでなく、アナログ放送に比べて周波数を効率的に利用することができる。また産業面でも新しいビジネスモデルを開発すれば、ラジオの端末機の輸出も見込める」と述べました。