韓国で博物館が誕生して今年で100年を迎えることから、ソウルの国立中央博物館では大規模な展示会を準備して大衆に親しみを感じてもらう博物館作りを目指しています。
韓国で博物館が初めて作られたのは1909年で、李王朝最後の王となった純宗が、所蔵品を国民に見せるために、ソウルの昌慶宮の中に帝室博物館を開いたもので、これが国立中央博物館のもととなりました。
国立中央博物館は、博物館開設100年を記念して去年から続けている無料での入場を今年1年間、さらに延長するとともに、4月にはエジプトのミイラやスフィンクスなど230点を展示するエジプト文明展を計画するとともに、12月にはインカ文明展と韓国博物館100周年記念展なども企画しています。
またさらに国民に親しんでもらうよう展示方法を改善するとしています。