アメリカのオバマ次期政権の国務長官に指名されたクリントン上院議員が14日、韓米FTA=自由貿易協定の内容を修正すべきだと主張したのに続いて、15日にはアメリカの上下両院で、韓米FTAの一部の条項について修正が必要だとする指摘が出ました。
韓米FTAを審議するアメリカ下院歳入委員会のランゲル委員長は15日、「オバマ次期大統領は韓米FTAの批准を希望しているが、部分的に修正する必要がある」と述べました。
ランゲル委員長は、「ブッシュ政権が韓国に対してアメリカ産牛肉の輸入再開を求めたように、韓米FTAの自動車と関連した条項を修正するために根気強く交渉を続けていたなら、韓米FTAの批准をめぐって今のような問題は生じなかったはずだ」と指摘しました。
また、アメリカ上院で韓米FTAを審議する財務委員会は、15日に配布した資料の中で、韓米FTAは自動車、牛肉、コメ、開城工業団地と関連した条項を修正する必要があると指摘しました。
韓国政府は韓米FTAをめぐる追加交渉はしないという立場を固守している中で、アメリカ議会で一部の条項の修正を求める声が広がっており、今後の動きに関心が寄せられています。