北韓の高官が去年11月にニューヨークで開かれたアメリカのシンクタンク主催の会合で、アメリカと国交を樹立し、核攻撃を受ける恐れがなくなって初めて核兵器を全廃できると述べていたことが分かりました。
米朝関係筋の情報を引用して共同通信が10日伝えたところによりますと、去年11月7日に、アメリカのシンクタンク、全米外交政策会議が主催する会合がニューヨークで開かれ、北韓から6か国協議次席代表の李根(リ・グン)外務省米州局長ら6人が、アメリカ側からソン・キム6か国協議担当特使やキッシンジャー元国務長官、そしてオバマ次期大統領の外交政策にかかわる上院外交委員会のスタッフらが参加しました。
この席で北韓の高官は、「北韓が申告した核計画を検証する文書が完成し、6か国協議が最終段階に入っても、アメリカとの国交樹立前に核兵器を自ら手放すつもりはない」と明言し、米朝の国交正常化によって、安全保障が得られるとの立場を示しました。
北韓が保有しているとされる核兵器の廃棄は、6か国協議で非核化に向けた最後となる第3段階の課題になっています。