政府は6日の閣議で、「雇用創出に向けた緑のニューディール事業推進案」を確定し、4大河川の整備など36の事業に向こう4年間で総額50兆ウォンを投入して96万人の雇用を作り出すことになりました。
この事業は、これまで進めてきた低炭素化や資源の節約など、環境に配慮しながら経済成長を目指す「緑の成長政策」を体系的にまとめて雇用を創出する政策と融合させることによって雇用を生み出し、経済成長の原動力にしようというものです。
それによりますと、政府は、中心となる9つの事業に向こう4年間で39兆ウォンを投入して69万人の雇用を、また、これに連係した27の事業に11兆ウォンを投入して27万人の雇用を作り出せると見込んでいます。
このうち、中小規模のダムの建設や自転車専用道路の造成、災害危険地域の整備など4大河川と河川周辺の整備に18兆ウォンを投入して、28万人の雇用を創出することにしています。
また、一部で在来線を利用しているソウルと釜山を結ぶ高速鉄道など2路線を完全に高速化するとともに、大都市の幹線急行バスシステム(BRT)や自転車の全国道路ネットワークなどを整備する「緑の交通網事業」に11兆ウォンを投入して16万人の雇用を作り出します。
さらに、街や都心を流れる河川を生態河川として復元する事業や、建物の屋上や壁を緑化する事業も行われます。
このほか、エネルギー分野では、環境にやさしい車や太陽熱・地熱などの新エネルギーを普及させ、さらに廃棄物資源を再利用して固形燃料にする施設なども設置します。
政府は、これらの事業を早期に実施するため、事業が妥当かどうかをチェックする調査を必要に応じて免除し、自治体がすぐに着手できるようにするとしています。
政府は今後、危機管理対策会議で検討した上で、具体的な推進方法を固めていく方針です。