先月の経常収支は10月に続いて2か月連続で黒字になりましたが、世界的な金融危機による景気低迷で輸出が大幅に減少し、黒字の幅は先月に比べ大きく減りました。
韓国銀行が30日に発表した「11月の国際収支動向」によりますと、先月の経常収支は20億6000万ドルの黒字で、47億5000万ドルで過去最大の黒字を記録した10月に続いて2か月連続で黒字となりました。
この結果、今年に入ってから11月までの経常収支の累積赤字は71億2000万ドルになりました。
しかし、世界的な景気低迷の影響で、輸出の減少が著しくなっています。
11月の経常収支の内訳を見ますと、国際原油価格の下落などで輸入は減ったものの、景気後退が加速したため輸出の減少が輸入の減少を上回り、商品収支の黒字幅が前の月の26億3000万ドルから9億9000万ドルに大幅に落ち込みました。
特に、ヨーロッパや日本、アメリカ向けの輸出が減少に転じ、中国への輸出は33%も急減しました。
一方、サービス収支は、海外旅行をする人が減ったため旅行収支が2か月連続の黒字となったほか、運輸収支が改善したため、1億3000万ドルの小幅の赤字となりました。