政府は16日に発表する報告書で来年の経済成長率の見通しをこれまでの4%から2%台前半に大幅に下方修正します。
企画財政部が14日に明らかにしたところによりますと、政府は16日に発表する予定の「2009年経済運用方向」で、来年の経済成長率の見通しを2%台前半に下方修正するということです。
これは政府が先月国会に提出した修正予算案に盛り込んでいた経済成長率の見通しの4%を大幅に下げたものです。
しかし、この数値は、減税や財政支出拡大などの政策が効果をあげたときに達成できるため、事実上、政府は1%台の成長率を見通していると言えます。
また、雇用の増加については5万人にとどまるとの見通しを示していますが、これも景気浮揚策や一定の仕事を多くの人に分け合うワークシェアリングなどが効果をあげることを前提にしています。
一方、経常収支については、輸入の減少が輸出の減少を上回り、サービス収支の赤字も減少するため、200億ドルの黒字を記録するものと見ており、物価は原油価格の安定によって3%前後に落ち着くものと見ています。
政府は来年の上半期に予算の60%を執行するなど景気の活性化に力を入れる方針ですが、来年の予算が4%の経済成長率を前提に編成されているため、成長率が2%台にとどまれば、税収が減り、財政赤字がさらに拡大するのは避けられません。
このため政府は、来年の財政収支は24兆8000億ウォンの赤字になると見ています。