北韓が打ち出した南北の通行を制限する措置のひとつとして、韓国と北韓を往復してきた京義線の貨物列車の運行が28日を最後に中断されました。
京義線では28日午前、韓国のムンサン駅から機関車と車掌車の2両編成の列車が北韓のボンドン駅に向かって出発しました。
この列車は午後2時半頃に韓国のムンサン駅に戻り、これで京義線の貨物列車の運行は中断されます。
京義線の列車の南北運行は、2000年の南北首脳会談で合意され、紆余曲折の末に去年12月から運行が始まりましたが、わずか1年足らずで中断されました。
これは、南北関係がこう着状態になっている中で、北韓が12月1日から南北を行き交う列車の運行を中断し、陸路による南北通行を厳しく制限すると通告してきたことによるものです。
また、北韓が開城工業団地の韓国側関係者の人員を減らすよう求めてきたことを受けて、開城工業団地の韓国側の人員4000人のうち1200人あまりが28日中に韓国に撤収するほか、北韓が閉鎖を求めていた開城の南北経済協力推進委員会事務所の韓国側の関係者9人も韓国に戻ってきます。
さらに、去年12月に始まった開城への観光事業も、28日を最後に暫定的に中断されました。