ソウル中央地方裁判所は24日、韓国外換銀行の自己資本比率などを必要以上に低く見積もるなどして、アメリカ系ファンドのローンスターが不当に安い価格で韓国外換銀行を買収できるようにしたとして、背任の罪で起訴されたビョン・ヤンホ前財政経済部金融政策局長に無罪を言い渡しました。
ソウル中央地方裁判所は判決で、韓国外換銀行がローンスターに売却される過程で被告が不適切な行為をしたことは否定できないが、売却をめぐる全体の過程で被告が背任行為をする意図があったと見ることはできないとしました。
また、韓国外換銀行の自己資本比率を必要以上に低く見積もったとする検察の主張については、ローンスターのために自己資本比率を低く見積もったとは断定できないと指摘しました。
今回の判決は、ローンスターが韓国外換銀行を買収する過程で違法行為がなかったことを間接的に示すもので、中断させられていたローンスターによる韓国外換銀行の第3者への売却作業が再び進められるものと見られますが、韓国外換銀行の株価は最近5000ウォン台に落ち込んでおり、この時点で売却作業を進めるのは難しいと見られています。