北韓の核開発計画の検証方法で焦点となっている核施設での「サンプル採取」について、北韓は、先月の米朝協議でアメリカと合意した内容にも含まれていないとして、今後も認めないという立場を明確に打ち出しました。
北韓外務省の報道官は12日夕方、談話を発表し、核施設の無能力化の見返りとなるエネルギー支援が遅れているとして、核施設で使用済み核燃料棒を抜き取る作業のペースを半分に落としていることを明らかにしました。
そして「先月平壌で開かれた米朝協議で合意した核計画の検証で対象になるのは寧辺の核施設で、検証方法は、現地訪問と文書の確認、それに技術者との面会に限定されている。これは北韓に対する経済・エネルギー支援が完了した後に実施する」と主張しました。
さらに北韓外務省の談話は、「国際基準の適用に固執し、米朝間の合意以外に一文字でも追加しようとすれば、主権侵害になる」として、核施設での「サンプル採取」を断固拒否する姿勢を示しました。