北韓は、国連の委員会に提出された北韓の人権状況を非難する決議案に、韓国が初めて共同提案国として参加したことに反発を強め、南北の軍事境界線にある板門店の赤十字連絡代表部を閉鎖し、ここを経由する直通電話を断絶すると発表しました。
これは、12日に朝鮮中央通信が赤十字会中央委員会の声明として伝えたものです。
それによりますと、国連の委員会に先月末提出された北韓の人権状況を非難する決議案に、韓国が初めて共同提案国として参加したことについて、「われわれの尊厳と体制に対する挑戦で、南北共同宣言を全面否定するものだ」と非難したうえで、「韓国の保守政権が招いた厳重な事態で、これ以上、機能を遂行できなくなった板門店の赤十字連絡代表部を閉鎖して、北韓の代表を撤収させ、板門店を経由するすべての南北直通電話を断絶する」と宣言しています。
北韓はこれに先立って12日に南北軍事境界線の通行を来月から「厳しく制限・遮断する」と、韓国側に通告するなど、韓国の李明博政権に対して反発する姿勢を強めています。