今年で7回目を迎える大韓民国映画大賞の候補として、スリラー映画「追撃者」が最優秀作品賞など10の部門にノミネートされました。
大韓民国映画大賞の事務局は、功労賞を除く17の部門の候補を決めて7日発表しました。
それによりますと、連続殺人犯とその犯人を追う元警察官の追撃戦を描いたスリラー映画「追撃者」が、最優秀作品賞、監督賞、主演男優賞など10の部門にノミネートされました。
「追撃者」は今年2月に公開され、観客動員数500万人を超えて今年最高のヒット作になっています。
このほか、拉致された娘を救うために死刑囚を無罪にしなければならない女性弁護士の話を描いた「セブンデーズ」が8部門に、日本の植民地時代の満州を背景に、3人の男による得体の知れない地図の争奪戦を描いた「良いやつ、悪いやつ、変なやつ」は7部門にノミネートされました。
大韓民国映画大賞は、映画界の専門委員500人と一般の映画ファン500人による投票で決める方式で行われ、来月4日の授賞式で発表されることになっています。