北韓を脱出した人たちで作る「脱北者団体」による北韓の金正日体制を非難するビラまきが、先の南北軍事実務者協議で問題となった中で、一部の民間団体が5日、風船を使って大量のビラをまき、統一部は遺憾の意を表明するとともに団体に改めて自粛を求めました。
統一部のキム・ホニョンスポークスマンは6日の定例会見で、「度重なる政府の要請があったにもかかわらず、5日、大量のビラまきが行われたことは遺憾だ。 これまでの南北間の合意と南北関係を考慮すると、ビラまきは望ましくない」と述べました。
これに対して、関連の団体は今後もビラまきを強行する方針を示しています。
脱北者で作っている「自由北韓運動連合」など4つの団体は5日、南北軍事境界線近くの京畿道坡州(パジュ)市と、江原道鉄原(チョルウォン)郡一帯で、北韓に向け、風船を使って、金正日体制を非難するビラ20万枚をまきました。
一方、北韓は、このような韓国の民間団体によるビラまきが続けば、開城工業団地の稼動を中止させるなど、断固とした措置をとると強調しています。