韓国と北韓の軍事実務者による接触が27日に行われ、北韓は韓国の民間団体が北韓にビラを撒く行為をやめることと、南北の間で通話ができなくなっている通信施設を復旧するため装備を提供するよう要請してきたと、国防部が明らかにしました。
それによりますと、南北の軍事実務者による接触は、建物の会議室などを利用せずに、西海地区の南北管理区域内で関係者が軍事境界線を挟んで対面する形で午前10時からおよそ20分間、行われました。
この場で北韓側は韓国の民間団体が北韓にビラを撒く行為を継続すれば、開城工業団地の事業に良くない影響を及ぼし、南北軍事境界線を超える韓国人の通行がうまくいかないこともありうると主張しました。
これに対して、韓国側は、韓国の李明博大統領を誹謗する連日の放送をやめるよう求めました。
また西海に近い地域で南北を結んでいる通信施設が不良で、今年5月から使われていないことについて、北韓は寒くなる前に施設を復旧させる必要があると強調し、韓国に通信用の装備を提供するよう要請しました。
これについて韓国側は南北管理区域の出入りがうまくいかなかったり、時間制限を設けたりしている北韓側の問題が先に解消されなければならないと述べたということです。