韓国銀行が政策金利を予想をはるかに上回って0.75ポイント引き下げると発表した後、週明け27日の株式市場はもみ合った末に上昇しましたが、為替レートはさらにウォン安が進み、不安な様相を呈しました。
27日の韓国株式市場の総合株価指数は先週末より1.57ポイント下がった937.18で取り引きを開始しましたが、韓国銀行が政策金利の引き下げを発表した後、一時966ポイントまで値上がりしました。
しかし正午過ぎに、株価は一時、900ポイントを割り込み市場を安定させるために取り引きを強制的に5分間停止するサイドカーが発動されました。
市場では午後になって買い注文が多くなり、27日の総合株価指数の終値は946.45と、先週末に比べて7.7ポイント上昇しました。
一方、ソウル外国為替市場は、大幅なウォン安となりました。
27日のドルに対するウォンの為替レートは、先週末より4ウォン ウォン高の1420ウォンで取り引きを開始しましたが、韓国銀行が金利の引き下げを発表した後、1441ウォンにまでウォン安が進み、結局、終値は1442ウォン50銭で、先週末より18ウォン50銭のウォン安となりました。
また日本の円100円に対するウォンの為替レートは1546ウォン9銭と、ウォンと円の為替レートの告示が始まった1991年以来、初めて1500ウォンを超えました。
金融市場では、韓国銀行の対策にもかかわらず、外国人投資家の売り注文に歯止めがかからず、専門家は株式市場はパニック状態がやや収まっただけで、雰囲気の改善にはいたらなかったと分析しており、政府が景気低迷を防ぐために検討している追加対策が発表された後に、金融市場が安定を取り戻せるかどうかを見極める必要があるとしています。