アメリカから始まった世界的な金融危機によって、急激にウォン安が進み、市場でドル不足の現象が起きて、景気低迷の長期化も憂慮されているため、政府は19日、銀行の対外債務を保証し、市場に300億ドルを供給することを骨子とする総合的な金融安定化策を発表しました。
企画財政部と韓国銀行、金融委員会は19日、合同で記者会見を行い、国会の同意を得て、都市銀行の対外債務を3年間に1000億ドルの規模で保証すると発表しました。
また市場にドルを十分に供給するために、およそ2400億ドルある外貨保有高のうち、300億ドルを切り崩して直接供給するとしています。
さらに韓国の株式市場の安定化を図るために、株式型のファンドに3年以上加入する国民には所得控除や非課税のメリットを与えることになりました。
また急激なウォン安とドル不足で経営危機が心配されている中小企業を支援するため、政府系の企業銀行に1兆ウォンの追加出資をして、中小企業への貸し付けを12兆ウォンに増やすとしています。
政府はまた先進国と新興工業国で構成するG20の国々との協調に加えて、中国や日本など周辺諸国との通貨スワップを進めるなど、国際的な協調体制をさらに強化していくことになりました。